先生とあたしのヒミツな生活♪



「さ、ここはもういいから。先にお風呂に入ってきて」


リビングの方から明るい声が聞こえてくる。



青山は俺を・・


そうか


だからあの日から様子がおかしかったのか。



納得したのと同時に

何故か心に温かいものが流れてくる。



これが何なのかは分からない。


だが

嫌ではなかった。



「せ、先生!どうして此処に」


ふと我に返ると目の前にはかなり驚いた顔を見せる青山。

「俺が此処にいようがどうしようが俺の自由だ」

「まぁ・・でも」


聞いていなかったフリをするのは中々難しいな。


「どけ。」

「・・はい」

納得したのか俺から離れて風呂場へ向かった。


リビングに入ろうとしたその時

「メイ!!」


ガチャリ

玄関のドアが勢いよく開いた。







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