先生とあたしのヒミツな生活♪



「メイ!!」


聞き覚えのある叫び声にお風呂に入るのを
やめて声のする方へと走る。



やっぱり来たか・・


本当に本当に同情するよ・・


パパには。



「やだ!!放してよ!!この浮気者!!」

「だから誤解っていってんだろ?」


リビングに戻るとスーツ姿のパパが
嫌がるママの腕を力強く掴んでいる。


「だって、じゃあどうしてキスなんてしたのよ!!」

「あれは向こうが勝手にしてきたんだ。俺が知るか!!」

「でも、そ」


ママの唇を急に塞ぐパパ。


その無理やりなキスに最初は嫌がっていたママも


パパのキスを受け入れた。



子供の前でよくやるよ。


やがて

「お前は俺の事をいつから信用出来なくなったんだ?」

長いキスを終えて

パパがママを抱きしめた。


「だって、最近忙しくて・・不安でたまらないの」

「俺は言ったはずだ。俺がいつも選ぶ女はお前だけだって。
いい加減覚えろよ」

「そう・・大好き!!」



本当にお気楽な親。


「ってか後は部屋でやってくれない?」


これ以上はさすがにやばいでしょ?

それに此処にいるのはあたしだけじゃない。


先生だって横にいるんだから。


って

「先生も見てたんだ・・」

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