先生とあたしのヒミツな生活♪


ハッとして前を見ると先生が腕を組んでこちらを見ている。


・・いや・・何か睨んでない?


「まぁ・・」


あたしがいつ帰って来ようが関係なくない?


「アイツと付き合ってるのか?」
「へ?」

先生の突然の言葉に首を傾げてしまう。


「北第一高の生徒といただろ?」

「あぁ、塚本ですか?」

えぇ、いましたよ

ってか

何でそんなこと聞いてくるの?

「でも彼とは付き合ってないです」
「じゃあ男なら誰でもいいんだな」

「はぁ?」


吐き出された冷たい言葉

・・・何、なに、何!?


「何でそんなこと言われなくちゃいけないんですか?」

「・・・」


意味分かんない!


何でそこまで言われなくちゃいけないのよ!


「先生には関係ないです!!」


それだけ言って会談を上ろうとしたその時


「待て」

そう言って腕を強く掴まれた。







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