先生とあたしのヒミツな生活♪




家に帰っても先生はまだ帰ってなくて


真っ暗になった部屋に電気を付ける。


そういえば、先生と初めて二人っきりになった時も


こんな真っ暗だったっけ。



あの時はまだ知らなかった。


あたしが先生に恋に落ちる日が来るなんて。


冷血で

何考えてるか分かんなくて


でも何処かほっとけないところがあって。


性格とは正反対のあの温かい胸も

がっしり掴む強い力も



いつの間にかあたしにはなくては
ならないものになっていた。



不思議だよね。



人はどうして恋に落ちるんだろう。


どうして好きな人の温もりを
求めてしまうんだろう。


触れたい

先生に


そう思った時だった・・



ピーンポーン!!






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