先生とあたしのヒミツな生活♪
気持ちいいくらいの青空。
こんな日に
芝生の上で昼寝なんてしたら
気持ちいいんだろうな・・
なんて現実逃避みたいな事考えてみたり。
これからの生活に
不安がないと言ったらウソになる。
ってか正直に言うと
絶対にあんな人と関わりたくはない。
だけど、
いくらはずみとはいえ、
一緒に暮らす事を承諾してしまった。
仕方・・ない事。
「黒崎先生には人の温かさを教えてやって欲しい。
そして、出来るなら、彼を家族として接して欲しい」
あの日、パパは少し切なく
悲しい声でそう話をし始めた。
家族に二度も裏切られた事も。
施設で何度もイヤな目にあった事も。
あたしにはどれも信じられないくらいの話で。
この話を聞いた時はかなり動揺してしまったけど。
だけど
先生に何があろうとあたしには全く関係のない事。