先生とあたしのヒミツな生活♪


ドアを開けて目の前にいたのは先生で。

まぁまぁ

そこまでは普通だけど。

その先生が床の上で倒れていた。


・・何で?


「何か・・あったんですか?」


これはただ事じゃない・・よね?

しかも

顔色もあまり良くないような気が


「構うな」

いやいや

普通の人だったらそんな倒れてる人

ほっとけないでしょ?



「構うなって。とにかくベッドに行きましょう」


先生の肩を触ろうとすると


「構うなと言ったはずだ」


どうもこの人は何処までも関わって欲しくないみたい。

だけど

ここで先生に何かあったらあたし犯罪者になるかもしれないじゃない。


「うるさい!黙ってあたしの言うこと聞いてください!」

「・・・」


あたしの睨みが効いたのか先生はそれ以上何も言うことはなかった。




ふうっとため息をついて先生の肩に腕を回す。


体が熱い。

熱があるの?





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