拾い物は小悪魔王子?
ガチャ…
『おかあ…さん?』
「そんなびくびくしなくて大丈夫よ?」
何があるんだろう…
朝から私を呼び出す時は決まって(私にとって)悪い事だと決まってる。
「莉衣音…あんたもう16だわよね?」
『そうだけど…何よ?』
「真樹くん…さあ、勉強得意なんだって。…私、良いこと思い付いちゃって。」
嫌な予感…
『……。』
「でね、真樹くんに聞いたらさあ、別に構わないって言うし…」
『だから…何よ』
「真樹くんにね、あんたの家庭教師になってもらおうと…」
『却下。』
途端に泣きそうな顔をするお母さん
『綾子46歳、いい歳して泣いてちゃせっかくの化粧が落ちるわよ』
「っ!」
化粧を気にし出すお母さんを置いてひとまず自分の部屋に戻ることにした。
『おかあ…さん?』
「そんなびくびくしなくて大丈夫よ?」
何があるんだろう…
朝から私を呼び出す時は決まって(私にとって)悪い事だと決まってる。
「莉衣音…あんたもう16だわよね?」
『そうだけど…何よ?』
「真樹くん…さあ、勉強得意なんだって。…私、良いこと思い付いちゃって。」
嫌な予感…
『……。』
「でね、真樹くんに聞いたらさあ、別に構わないって言うし…」
『だから…何よ』
「真樹くんにね、あんたの家庭教師になってもらおうと…」
『却下。』
途端に泣きそうな顔をするお母さん
『綾子46歳、いい歳して泣いてちゃせっかくの化粧が落ちるわよ』
「っ!」
化粧を気にし出すお母さんを置いてひとまず自分の部屋に戻ることにした。