僕様王子に全てを奪われて
「ねえ、有栖川って何歳?」
「はあ?」
「何歳?」
「21歳ですけど」
嘘?
27、8歳くらいかと思ってた…意外と若いんだぁ
「大学は?」
「行ってませんよ」
「なんで?」
「有栖川家を継いだから…って話を逸らそうとしない!」
バレちゃった
私は唇をとがらせると、横を向いた
旅行、行きたいなあ
「あっ! じゃ、今日、一緒に寝る?」
「はあぁ?」
「一晩、一緒に寝たら旅行一泊分オッケーっていうのはどう?
もちろんエッチなし」
有栖川が深いため息をついた
「僕はもう疲れました」
「若者なのに、オジサンみたいなセリフ」
「誰のせいですか」
「はあ?」
「何歳?」
「21歳ですけど」
嘘?
27、8歳くらいかと思ってた…意外と若いんだぁ
「大学は?」
「行ってませんよ」
「なんで?」
「有栖川家を継いだから…って話を逸らそうとしない!」
バレちゃった
私は唇をとがらせると、横を向いた
旅行、行きたいなあ
「あっ! じゃ、今日、一緒に寝る?」
「はあぁ?」
「一晩、一緒に寝たら旅行一泊分オッケーっていうのはどう?
もちろんエッチなし」
有栖川が深いため息をついた
「僕はもう疲れました」
「若者なのに、オジサンみたいなセリフ」
「誰のせいですか」