star dust
ガキの頃の俺
200X年12月
たまに雪がちらつくこの頃
俺はいつものように初音に会いに行く
けど変わったことが一つ
それは真っすぐ帰るか母さんと食事するかだった帰りに縁の姉貴を捜すことだった
自分で区間を区切り,地道に一件一件家の表札を見て,人に出会えば話を聞くという風に
「音緒ちゃん??
最近疲れてる顔してる
無理して毎日来なくていいんだよ?」
心配そうに顔を覗かせる初音に『大丈夫』だと言うが初音の表情は晴れない
確かに疲れてはいるけど無理はしてない
俺が初音に会いたくて来てるんだ
いつの間にかとても大切な人になっていた初音に
恋ではないけど…家族みたいで,妹みたいで
「本当に大丈夫??」
「何回言わせれば満足するんだよ」
あまりにも心配する初音を見て自然と笑みが零れる
それを見て安心したのか,いつものように俺にお土産を要求してきた
携帯を手渡し,俺は病室から出ていく
携帯を見ている間,俺は放置されるため,この頃はジュースを買いに行くようにしている
たまに雪がちらつくこの頃
俺はいつものように初音に会いに行く
けど変わったことが一つ
それは真っすぐ帰るか母さんと食事するかだった帰りに縁の姉貴を捜すことだった
自分で区間を区切り,地道に一件一件家の表札を見て,人に出会えば話を聞くという風に
「音緒ちゃん??
最近疲れてる顔してる
無理して毎日来なくていいんだよ?」
心配そうに顔を覗かせる初音に『大丈夫』だと言うが初音の表情は晴れない
確かに疲れてはいるけど無理はしてない
俺が初音に会いたくて来てるんだ
いつの間にかとても大切な人になっていた初音に
恋ではないけど…家族みたいで,妹みたいで
「本当に大丈夫??」
「何回言わせれば満足するんだよ」
あまりにも心配する初音を見て自然と笑みが零れる
それを見て安心したのか,いつものように俺にお土産を要求してきた
携帯を手渡し,俺は病室から出ていく
携帯を見ている間,俺は放置されるため,この頃はジュースを買いに行くようにしている