star dust
受け取ると初音はホッとしたように笑い,『ありがと』と言う
「それは俺の台詞だろっ
…開けていい?」
我慢の出来ない子供みたいに,返事を聞く前に開けている
『もう開けてるじゃん』とか何とか聞こえるけど気にしない
袋を開けて,中から箱を取り出す
一息尽きてそっと箱を開けると……また箱が入っていた
おかしいなと思いつつまた箱を開けると……また箱
「初音…?」
「それ偽物だよぉ!
本物は袋の中に入ってるっ」
『マトリョーシカ風』とケラケラ笑い出した初音は心の底から笑っている
それに免じてマトリョーシカ風とやらは許してやろう…って俺が注意力散漫だっただけだよな
横に置いた袋を確認すると確かに小さな袋が入っていた
次こそは,と袋を開けると
「ルナだ…」
灰色のプラスチックの猫型をしているプレートストラップが入っていた
手に取ると指先に違和感を覚え,裏返してみるとNeo Kagawaと筆記体で彫られていた
めちゃくちゃシンプルなんだけど,そこがまたいいストラップだった
「それは俺の台詞だろっ
…開けていい?」
我慢の出来ない子供みたいに,返事を聞く前に開けている
『もう開けてるじゃん』とか何とか聞こえるけど気にしない
袋を開けて,中から箱を取り出す
一息尽きてそっと箱を開けると……また箱が入っていた
おかしいなと思いつつまた箱を開けると……また箱
「初音…?」
「それ偽物だよぉ!
本物は袋の中に入ってるっ」
『マトリョーシカ風』とケラケラ笑い出した初音は心の底から笑っている
それに免じてマトリョーシカ風とやらは許してやろう…って俺が注意力散漫だっただけだよな
横に置いた袋を確認すると確かに小さな袋が入っていた
次こそは,と袋を開けると
「ルナだ…」
灰色のプラスチックの猫型をしているプレートストラップが入っていた
手に取ると指先に違和感を覚え,裏返してみるとNeo Kagawaと筆記体で彫られていた
めちゃくちゃシンプルなんだけど,そこがまたいいストラップだった