star dust
ハジマリ
母さんの家からの帰り道
馬鹿みたいに騒ぐ奴らを横目にし,俺はまっすぐマンションへと向かう
警察に補導される奴,救急車で運ばれる奴,何がそんなに嬉しいのか分からない
「「あけおめ−っ」」
…年が明けるってそんなに嬉しいか?
珍しく玄関先まで出て来た千香と実
酒でも入れたのかいつにも増してウザイ
「なんだよ音緒っ
お前もあけおめって言えよ!」
「そ−だ馬鹿音緒ぉ!!」
無視してリビングに向かうも二人は騒ぎながらついてくる
誰かまだリビングに居ますように
祈るような気持ちでドアを押すと冷蔵庫を物色している拓海を発見
「拓海ただいま」
「おう
また女のところか?」
ろくでもない言い方するなっての
どうも拓海には母さんが若く見えるらしく,母だと言いたくないらしい
こいつも若干訳が分からない
「静は寝た?」
「私はここよ」
ソファーで寝転んでいるのか手がヒラヒラと宙を舞う
馬鹿みたいに騒ぐ奴らを横目にし,俺はまっすぐマンションへと向かう
警察に補導される奴,救急車で運ばれる奴,何がそんなに嬉しいのか分からない
「「あけおめ−っ」」
…年が明けるってそんなに嬉しいか?
珍しく玄関先まで出て来た千香と実
酒でも入れたのかいつにも増してウザイ
「なんだよ音緒っ
お前もあけおめって言えよ!」
「そ−だ馬鹿音緒ぉ!!」
無視してリビングに向かうも二人は騒ぎながらついてくる
誰かまだリビングに居ますように
祈るような気持ちでドアを押すと冷蔵庫を物色している拓海を発見
「拓海ただいま」
「おう
また女のところか?」
ろくでもない言い方するなっての
どうも拓海には母さんが若く見えるらしく,母だと言いたくないらしい
こいつも若干訳が分からない
「静は寝た?」
「私はここよ」
ソファーで寝転んでいるのか手がヒラヒラと宙を舞う