star dust
「やべぇ…迷った」
バスを使ったせいで結局時間が余った俺は学校周辺…もちろん行ったことのないマンションとは逆の方向をを散歩していた
20分くらいボーッと歩き回ってたら住宅街に入ってたらしく,気付いた時には迷子
家ばっかで何も目印になるものがない
まだ7時までかなりの余裕があるのが不幸中の幸いか
「とりあえず歩くか」
人が誰もいないと思い込み,独り言を発し,思いっきり方向転換したとき
ゴツンッ
鈍い音とともに頭に痛みが走る,そのうえ勢いが強すぎたのか尻餅までついた
そんな俺の前には同じように尻餅をついて頭を抑えてる……女!?
「すみませんっ
大丈夫ですか!?」
痛みを堪えて立ち上がり,女に手を差し出すと,『こちらこそすみません』とどこかで聞いたような声とともに見えた顔
…見たらいけないものみた気がする
相手は気にした様子もなく立ち上がる
けど,黒髪で灰色の瞳,そして女の恰好をしてるけど
「伊崎…葵……?」
思わず口に出た言葉に一瞬で顔色,表情が変わったのを見て確信した
バスを使ったせいで結局時間が余った俺は学校周辺…もちろん行ったことのないマンションとは逆の方向をを散歩していた
20分くらいボーッと歩き回ってたら住宅街に入ってたらしく,気付いた時には迷子
家ばっかで何も目印になるものがない
まだ7時までかなりの余裕があるのが不幸中の幸いか
「とりあえず歩くか」
人が誰もいないと思い込み,独り言を発し,思いっきり方向転換したとき
ゴツンッ
鈍い音とともに頭に痛みが走る,そのうえ勢いが強すぎたのか尻餅までついた
そんな俺の前には同じように尻餅をついて頭を抑えてる……女!?
「すみませんっ
大丈夫ですか!?」
痛みを堪えて立ち上がり,女に手を差し出すと,『こちらこそすみません』とどこかで聞いたような声とともに見えた顔
…見たらいけないものみた気がする
相手は気にした様子もなく立ち上がる
けど,黒髪で灰色の瞳,そして女の恰好をしてるけど
「伊崎…葵……?」
思わず口に出た言葉に一瞬で顔色,表情が変わったのを見て確信した