‡姫は王子に逢いたくて…‡



「そうだ、ノート記入しなきゃ。」


保健室を利用したらクラスと名前を明記しなきゃいけない。


ペンをとりノートに記入をしていると


「なぁ。」

銀河が呼び掛ける。


「ん?」


「妹尾と付き合ってんだよな?」


「えっ?う、うん。//な、なんで?」


「べつに....」


そういった銀河は
わたしに近づいたかと思うと
ペンをもったわたしの手をいきなり掴んだ。



「ぎっ銀河?!//////」


ドキン!


そのまま
銀河のキレイな瞳に見つめられて動けなかった。



ガララ..


静まり返ったふたりきりの保健室の扉が突然ひらいて
わたしは心臓がびくっと跳ねた。



「日向....っ」



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