‡姫は王子に逢いたくて…‡
今日一日で
なんだかお互い口にはしなかったけど
少しばかりギクシャクしていた雰囲気が
ほぐれた気がした。
そんなことを思い...
電車を降りて家に向かう途中
見なれた後ろ姿にであった。
あれ....?
「ぎんが?....」
「!!夢っ子?!」
「えーっ!偶然!銀河何してるの?こんなとこで。」
「いや。俺いま帰り。お前こそ何してんの?妹尾とデートじゃねぇの?」
「えっ?何って。わたしも今帰りなの。銀河お家こっちなの?」
「俺ん家そこ。あの角ちょっといったとこ。」
そう指さしたのは駅からさほど遠くない少し行った角のマンションだった。
知らなかった、
銀河もここの駅使ってたんだぁ。
確かに笹垣中の学区はお隣り。
でも、ぜんぜん会わないから
気づかなかったな。
なんか変な感じ。(笑)