‡姫は王子に逢いたくて…‡



「そうだ!ちょうどミカに貸してたのかえってきたから貸してやるよ!夢恵も気に入るんじゃね?」


「...。」


ミカの次なんてやだ。


「ミカがあんな気に入るとは思わなかったし。な?夢恵?」



さっきから


ミカ...


「..カ..」


「ん?」


「...ミカミカミカミカ。
さっきからミカの話ばっかり!そんなにミカと気が合うならミカと付き合っちゃえば!!」



そう日向に言葉をぶつけると
お店をひとりででた。



「っ!夢恵っ!おいっ!夢恵待てよ!?」



< 124 / 234 >

この作品をシェア

pagetop