‡姫は王子に逢いたくて…‡



「おい夢恵っ!今日から俺と一緒に帰れ。」


「ひっ!」


後ろからツンツンされて
体がビクっと反応する。


「そんな露骨に態度にだすなよ。っつーかさ。まさかファーストキスだったわけじゃねぇだろ?」



妹尾日向がケラケラ笑って
話すからクラス中にまるきこえ。

思わずみんなが振り返った。



「ちょっ/////やめてよっ///」


恥ずかしさとくやしさで
涙ぐむ。



「っ!!まさかマジ?はじめてだったんだ?ごめん。」

ハッとした
妹尾日向が顔の前で両手を合わせて本気で謝っている。



../////。
サイテー。




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