‡姫は王子に逢いたくて…‡
「な....にしてるの..?」
目の前にいたのは
用事があると言っていたはずの日向だった。
「夢恵っ..?」
「日向..用事は?...こんなとこで何してたの?」
「..夢恵っ....」
「家に帰ったんじゃなかったの?!ねぇっ!!
日向の用って...こんなことなのっっ?!」
気づいたら
ものすごい声で叫んでた。
自分じゃないみたいに..
そして
その場から逃げ出すように駆け出した。
「夢恵っ!!」
後ろでわたしを呼んだのは
日向?
それとも銀河?