‡姫は王子に逢いたくて…‡
「ぎん...が?///」
髪を握った銀河は椅子に座ったわたしの前にわたしを見つめたまま立っている。
そんな銀河を見上げていると
瞳に吸い込まれそうだった。
少しずつ銀河の顔がわたしに向かっておりてきて...
ふたりの距離、
わずか20センチ。
高鳴る鼓動を抑えるのに必死だった。
「ただいまぁ!」
ビクっっ!!!
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その声にお互いハッと我に返り
銀河はわたしから離れた。