‡姫は王子に逢いたくて…‡



これ以上日向と一緒にいたら
わたしどんどん嫌なコになっちゃう。



「..........遊園地いつにする?」



日向がなんと言おうと
わたしの中の決断はかわらなかった。



『ごめんな。もう隠したりしねぇから。..遊園地来週の金曜は?』


「うん。」


『また連絡するから、夏休みいっぱい遊ぼうな!』



そういって日向の電話は切れた。

きっと


わたしは日向とは合わないんだ。
気持ちに温度さがあって。



近くにいても心は遠い気がした。



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