‡姫は王子に逢いたくて…‡
◆超運命…奇跡の再会?
「日向!なぁに?もぅお友達できたの??」
横から顔をのぞかせたのは
それはそれは綺麗な子だった。
わぁぁっびっ美人すぎっ!!
「よぅっ!奈々!!」
妹尾日向は彼女のことを
“奈々”と呼んだ。
前髪を横に流し肩までの
ボブヘアーがふわっと巻かれてて
小さい鼻と
色白の肌に淡いピンクの唇が
やわらかぁいイメージで
女の子らしいいい匂いがした。
「わたしたち高校でも同じクラスみたいね。」
「あぁ。これから楽しくなりそうじゃん?俺もイイモンみつけたし。」
「まったく日向はっ!いい加減女の子に手を出す癖やめなさい。」
美男美女の二人に思わず
口を開いてぽーっとしてしまう。
やっぱ元が違うよね。
キラキラ輝くオーラがあるっていうか...