‡姫は王子に逢いたくて…‡
――…
そして合コン当日の放課後。
「じゃあ、いこっか?」
ヒロとわたしと妙ちゃん。
そして他のコたちが2人。
合コンの会場となるお店に向かった。
「あれ?シューヤくんは一緒にいかないの?」
「うん、シューヤは他校のセンパイたちを連れて来るみたいで現地集合にしたんだぁ。」
「年上っ?や〜大人って感じ!ドキドキしちゃう。」
妙ちゃんはまだ見ぬ相手に妄想を膨らます。
髪の毛もトイレで巻きなおしてきたし、
メイクもいつもよりラメを少し多めにしてみた。
そして唇のリップは淡いピンク。
よしっ!
わたしも新しい王子様ゲットするぞーっっ!
なんだか気合いが入ってきた!
わたしたちは乙女心を弾ませて
ドキドキしながら
待ち合わせのお店へ向かった。