‡姫は王子に逢いたくて…‡



「お待たせーっっ!」


お店につくなり
すでに相手の男の子たちは席に座っていた。


「おぅ!とりあえずコッチすわって。」


シューヤくんに招かれながら順番に席に座っていく。

男女交互に配置された席に
なんだか緊張。



「あの、し、失礼します..//」


遠慮気味に男の人たちの間に入ると
さっそく声をかけられた。



「うわ、俺タイプ〜。すげーかわいいじゃん。名前は?」



わたしはとりえず両隣の人に挨拶をとペコペコ頭をさげる。


そして

正面に座っている彼にも

「よ、よろしくお願いします。////」


と会釈した。


「あ。」

「おいっお前!」


顔をあげた瞬間
正面の人と視線がぶつかり

ドキンと胸が高鳴った。



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