‡姫は王子に逢いたくて…‡



「へーっ!夢恵ちゃんっていうんだ?今までカレシいたことは?」


な、なんか軽いカンジでやだな。


そう感じていると
いきなりその人がわたしの髪に触れてきた。


「髪巻いてんの?オレこういう髪型好きなんだよねーっ。」



やだ...//


その人はとても一方的で
会話も強引だった。


わたし、こういう人苦手..。


すこし顔をそらすと

「つーか。爪もかわいくやってんじゃん?ネイルアートとか好きなの?ちょっと見せてよ。」



そう言って
いきなり手を握られた。



やっ////////
体がぞわっとして目をぎゅっととじた瞬間、


ガタンッ!



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