‡姫は王子に逢いたくて…‡



「ギン??」


突然席を立ち上がった銀河にシューヤくんがびっくりしている。



「...トイレ。」


そういった銀河は
その場を離れてしまった。



銀河どうしたんだろ...
わたしは、
なぜか銀河が気になって仕方がなかった。



「あのっ!」



銀河のことがどうしても気になってしまったわたしは

思わず口を開いてた。



「え〜夢恵ちゃんどうしたの〜?」

隣の席の男の人がニヤニヤしながら顔を覗き込んでくる。



「すみませんっ...わたしもトイレに...//」


そうみんなに伝えると
わたしは慌てていなくなった銀河の後を追った。



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