‡姫は王子に逢いたくて…‡
「銀....っ!」
銀河の後ろ姿を追いかけて
銀河を呼び止めようとした瞬間
「どうしたの?急に飛び出しちゃって〜」
さっきまでわたしの隣に座っていたはずの中高の人が腕をぐいっと引っ張った。
やだっ..ついて来てたんだ!
「あのっ..」
「どうしちゃったの?そんな慌てて。っていぅかさ、俺らこれから抜け出さない?」
「え?」
「いーじゃん。どうせそのつもりだったんだろ?」
えっ!ちょっ///
そういってわたしの肩をすごい力で掴むと
ニヤニヤした顔を近づける。
「やっ!!」
「なに純粋ぶってんの?そんな男好きそうな顔して、相当ヤッてんだろ?」
下心だらけの表情で
わたしの首筋に吸い付いてくる。
「やだっ!/////っやめて!」