‡姫は王子に逢いたくて…‡
わたし
わたし...
たっ助かったぁぁ////
全身の力が抜け
へなへなとその場に座り込んでしまった。
「大丈夫か?」
銀河はたった一言そう声をかけると
切なそうな表情をしながら
わたしの腕をひっぱり体を持ち上げた。
「ぎんっがぁぁ!///こっ.....こわっ....こわかったぁぁ!」
その瞬間、
わたしはぶわっと溢れた涙が止められなくて
銀河に抱き着いた。
「こわかったこわかったぁ//あり...がとぉ銀河ぁぁ//」
「うん。....バカ//」
銀河はわたしに口ではバカと
いったけれど
ちょっぴりカタカタと震えるわたしの肩を
ぎゅっと優しく包んでくれた。