‡姫は王子に逢いたくて…‡
なんだか自分の虚しさに
突然はずかしくなって
かぁぁぁっと血が上る顔を
隠すように俯いた。
「なにやってんだよ。おっせーな。」
そんな様子に気づいた銀河が
いきなり手をグイっとひっぱった。
「あっ//ぎっ...」
驚いたわたしは
さらに顔が赤くなって言葉にならない。
/////ひぇぇっ
てっ手!
手っっ!
わたし今、銀河に手を握られてますっ!!
手なんか繋いじゃってますっ!
「銀河っ!手っっ/////」
「うるせー!のろいんだよっ!夢っ子が!!」
相変わらず冷たく吐き捨てた。
だけど、
これも銀河のやさしさだって知ってるから
ドキドキが止まらない。