‡姫は王子に逢いたくて…‡



「....め、おぃ....夢恵..」


「ん........ぅん...」



「夢っ子。..んなトコで寝てっとカゼひくぞ。」


「ん?...あっ.....わわっっ!」


銀河の声にようやくハッとして
眠ってしまっていたことに気づいた。


「ごっごごごっ///ごめっ///わたし寝ちゃってた。」


慌てて乱れた髪を手ぐしでなおし
体を起こした。



「夢恵ん家の人帰ってくるまでまだ時間あるだろ?寝てな。疲れてるだろーし。俺テキトーに飯でも作ってるから。」


「えっ!そんな..悪いよ。//わたしも手伝うっ。」


「気ぃつかうなって。マジ簡単なもんしか作んねーし。」


「でもっ///わたし手伝いたい!!//」



少しでも銀河と一緒にいたかった。



< 189 / 234 >

この作品をシェア

pagetop