‡姫は王子に逢いたくて…‡
「....め、おぃ....夢恵..」
「ん........ぅん...」
「夢っ子。..んなトコで寝てっとカゼひくぞ。」
「ん?...あっ.....わわっっ!」
銀河の声にようやくハッとして
眠ってしまっていたことに気づいた。
「ごっごごごっ///ごめっ///わたし寝ちゃってた。」
慌てて乱れた髪を手ぐしでなおし
体を起こした。
「夢恵ん家の人帰ってくるまでまだ時間あるだろ?寝てな。疲れてるだろーし。俺テキトーに飯でも作ってるから。」
「えっ!そんな..悪いよ。//わたしも手伝うっ。」
「気ぃつかうなって。マジ簡単なもんしか作んねーし。」
「でもっ///わたし手伝いたい!!//」
少しでも銀河と一緒にいたかった。