‡姫は王子に逢いたくて…‡



「あのな、夢恵。」


「うんっ。」


わたしは日向の話しに思い切り耳を傾ける。



「男ってのは動揺をみせたくねぇーんだよ。」



「..と、いうと?」


「内心照れたり恥ずかしいことがあっても、それを態度にだして見せたくないっつーか。..とにかく男ってのは強がる生き物なんだよ。」



「ふーん。そっかぁ。」


なんだか日向に言われると
やたら説得力があるな。



「じゃ、じゃあさ、//...ス....は好きじゃなくてもできちゃうの?」


わたしは確信にせまった。


「ん?何って?」


「///////..キ......ス..///」



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