‡姫は王子に逢いたくて…‡



銀河はわたしの手をひき
そのままゴールへと突っ走ると


止まることなく走りつづけた。



「ぎっ銀河?!//」



はぁはぁっ


体育祭の中、騒がしいグラウンドを背にして


わたしと銀河はあの中庭にやってきた。



< 218 / 234 >

この作品をシェア

pagetop