‡姫は王子に逢いたくて…‡



「...もっかい言って?」



「は?」



「好きって言って?」



顔を赤くした銀河の顔を覗き込んで
頼み込む。



「やだ。」


「えっえーっ!!言ってよぉ//」


「二度と言うかっ!//」


気持ちが繋がったのに
やっぱり冷たい銀河に

わたしは思わず笑顔になった。



なんだかんだと
いつも冷たいようでホントは
誰よりも温かくて優しいこと


わたしはよく知ってるから。



銀河が恥ずかしがって言わない分

わたしが言うよ。



たくさんたくさん言うよ。


「銀河っ!!好きだよっ!!」


「バカ!離れろっ/////」



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