‡姫は王子に逢いたくて…‡
輝く高校生になったら
先輩と素敵なラブライフを送るんだからっ。
あぁ先輩!
夢恵が幸せにしてあげますからね。
愛の城でまっててください!!
(↑妄想が行き過ぎて危険です(笑))
「藤堂?..アイツはやめとけよ。」
へっ?!
ヒロをほったらかして
妄想にふけっていると
突然後ろから低い声がして
振り向いたわたしの前に
ワイシャツを軽く開けネクタイを緩く締めた胸元が目に飛び込んだ。
あまりに距離が近すぎて
思わず顔をぶつける。
「ぃっっ!」
痛ったぁい///
「すっすみませんっ。」
わたしは急いでペコッと頭を下げた後、
相手の顔を見上げた。