‡姫は王子に逢いたくて…‡



「日向なんて大嫌い!!」


わたしの顔を覗き込む日向に
バサッと机の上にあったノート
を投げつけて

廊下へ飛び出した。



「あーあ。完全怒らせたね〜。」


と、ヒロ。

「日向、夢恵ちゃんにあやまっておいでよ。」


そして、奈々も日向を責めた。



「.....。//」



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