‡姫は王子に逢いたくて…‡



「あっそ。じゃ、その胸ときめかせてやるよ。」



そういうと日向はわたしの肩に力強い腕を回し
耳元でフッと生暖かい息を吹きかけると
わたしのまぶたにキスをした。



っ!!!!!//////////



……//。


「へっへっ…///変態ヤロー!」

「っ……ってぇ//」



わたしは次の瞬間日向の頬をパチンと叩いていた。



「あ〜あ。日向、馬鹿だねぇ。」

とヒロ。



「夢恵ちゃんにそういうことは逆効果よ。」

そう言ってフッと笑う奈々。



「イケメンのキス!うらやましすぎっ!!」


そしてミーハーな妙ちゃんが後に続く。



「油断も隙もないんだから!///もう先行くからね!!」


わたしはプリプリしながらそういうと
足早に生徒会室に向かった。



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