‡姫は王子に逢いたくて…‡
先輩は自分の隣の空いている席の椅子を親切に引いてくれた。
きゃーっ////
っととと隣?!
わたしが顔を赤くして
遠慮がちに一歩進むと
「どーも。」
そういって日向がドカっと
藤堂先輩の隣に座った。
「っな//」
なんなのーっっ!!!
「はい。夢恵はこっち。」
そういって円形に配置されてる席の自分の隣の椅子を日向はポンポンと叩いた。
..わざとだ。
日向絶対今のわざとだ!
ひどいっ///
せっかくの藤堂先輩とのチャンスをーーっっ!!
わたしは仕方なく席に着席すると
「では、全員そろったことだしはじめましょ。」
3年生のキレイな女の生徒会長があいさつを始めた。