‡姫は王子に逢いたくて…‡
「ぷっぶはははっ!」
へ?????
俯いたわたしは予想外の笑い声に
ぽかんと口をあけ、顔をあげる。
「アンタたち青春ね!わたし好きよ、そういうの!」
顔に似合わず豪快な笑い声をあげたのは生徒会長だった。
「色恋沙汰は大好き!でも、もうちょっとまってね。今は会議の時間だから。」
「はい////////。」
わたしは思わず恥ずかしくなって、小さな声で返事した。
もうっ!!
日向はいつも何考えてるの!?
わたしばっかり恥ずかしい思いっ!!
「.....。」
そして左隣りからは冷たい視線。
右手には日向。
左手には鹿井銀河。
そして日向を挟んだ向こう側には藤堂先輩。