‡姫は王子に逢いたくて…‡



「夢恵っ!!//////」


見開いた目の前に
整った顔が視界いっぱいに広がる。


視界の横ではヒロが驚いてアタフタしてるのがわかった。


なに?!

唇には暖かく柔らかな感触。


「.....んっっ!......//////」


その感覚に一瞬力が抜けそうになって体がフワッとした。



「っ!感じすぎちゃった?俺のキス。」



わたしは
ぼーっとしたまま、何故か彼に体を支えられていた。



////////////////。


「俺、妹尾日向(セノオヒナタ)。覚えといてね。夢恵ちゃん♪」





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