‡姫は王子に逢いたくて…‡



ヒロとシューヤくんの勢いに負け

引きずられるようにして
連れていかれるわたし。


そしてその脇をしれっとクールを崩さない銀河が横を歩く。



「なっ奈々!ごめんね〜また明日ねっ!!」


わたしは奈々に
ぶんぶんと手を振る。



.....そういえば、


奈々

なにか言いかけてたけど
なんだったんだろう。


日向..が?
なんだったんだろう?



そんな疑問も
突然のヒロわたし、銀河シューヤくんとの4人での帰宅で
余裕がなくて
忘れてしまうぐらいだった。



< 72 / 234 >

この作品をシェア

pagetop