‡姫は王子に逢いたくて…‡
◆夢っ子…新たな恋の予感
♪〜♪〜〜
〜〜〜♪
結局わたしたちは
なんだか成り行きでカラオケに行くこととなり。
ヒロとシューヤくんは大盛上がり。
..さっきから銀河見当たらないけどどこいったんだろ。
わたしは銀河の姿を探すついでに
ドリンクをとりに部屋をでた。
「あ...。」
トイレの前の椅子に座る銀河を発見した。
「あの..歌わないの?」
「おまえこそ。」
わたしの質問にやっぱりクールな一言がかえってくる。
「わたし苦手なの。」
歌は好きだけど人に聞いてもらえるほどの歌唱力はないし
慣れない人の前では歌をうたうなんて恥ずかしかった。
「ふ〜ん。俺も。」
「「........。」」
銀河はやっぱりそっけないし
しばらく沈黙した。
「....あの、さ。」
なんか話さなきゃと思い
あまりどうでもいいことを口にした。