‡姫は王子に逢いたくて…‡

◆愛告白…日向の一面




新入生歓迎会当日。



先輩達は朝から各部の紹介を行うために
それぞれのユニホームをきて

1年生を校門で迎え入れた。



「日向、向こうドリンクもってきてって。」


「B組?」


「うん。わたし会長に呼ばれてるからお願い。」



日向とは用事があれば
普通に会話をする程度。



「夢っ子。半分もってやるよ。」


「あ、おはよ。」


会長に頼まれた荷物を運んでいると
銀河が声をかけてきた。



「みんな盛り上がってんな。」


「うん!わたしこういうお祭り騒ぎって大好き。」


「好きそうだな。」


そういうと銀河はくすくすと笑っている。


「えっ?なっなにがおかしいの?」


「いや、髪型気合いはいってんなーって思って。」


「あ../////」

わたしはいつも下ろしてる髪の毛を今日ははりきって動かなきゃと
気合いをいれて邪魔にならないようオダンゴにした。


「へっ変かな?//」

なんだか照れ臭くなって
銀河に質問した。



「ふっ。かわいーよ。」



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