‡姫は王子に逢いたくて…‡



「夢っ子??」



「あっ。.....銀河!」



顔をあげた先には銀河がいた。


「銀河っごめんねっ!!わたしっ」


同じように尻餅をついた銀河をかばうように覗き込むと



「おい、なんかあった?」


そういって手首をつかまれた。



「なっなんでもないっ!//」


涙目を隠すように顔をそらす。
そして、
捕まれた手をバッと振り払って立ち上がろうとした時
足に痛みがはしった。



「いたっ...」



「おい、足!」


「なんでもないよ。大丈夫。」



足をくじいてしまったみたいだ。



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