大好き。…ううん、愛してる。
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公園に行ったら、もうすでに智志はいた。

「お待たせー!!」


そう言ってあたしは智志に抱き付いた。


智志も抱き返してきてくれた。


そしたら急に智志に身体をはなされて、あたしの背中にまわっていた手をあたしの頬にもって来て


「海空…目ぇつぶって」


って智志が言ったから素直に目をつぶった。


その瞬間にあたしの唇に智志の唇が触った。


そして口の中に温かいモノが入ってきた。


2人の舌が絡み合い


「はぁっ」


お互いがお互いを求め合い


何度も何度も熱いキスを繰り返した。


他の人の目なんて気にしないで


目の前にある幸せを放さないように


…それしか考えていなかった。

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