愛してる…ただ、それだけ…



おぱさんは今日は用事があるらしく、いつもより早めに帰った。




私はいつもおばさんが帰ったらする事がある。





「奏、痛くない?大丈夫?」





おばさんが帰ったら私はいつも奏の髭を剃る。




こんな事してるとこ、見られたくないしね。




そんなに生えてないけど、毎日伸びるのを見ると、




『奏はまだ生きてる』




そう、思えるんだ。



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