愛してる…ただ、それだけ…



あっそうだった…



明日、私の誕生日だった。



すっかり忘れてたよ…



だって、誰も言ってくれないしー。



奏も…忘れてるの?



「梓、ありがと。私ちょっと奏の所行って来るね。」



「うん。行っておいで。」



梓が小さく手を振る。



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