愛してる…ただ、それだけ…



「ねぇー奏。」



友達と喋ってた奏に声をかける。



「ん?どうしたの?」



「明日…何の日か知ってる?」



「明日ー?うーん…」



奏は考え込む。



「何の日だっけ?」



やっぱり…覚えてなかったんだ…



私はしっかり覚えてるよ。奏の誕生日。



「明日…会える?」



「明日?んーと…」



「悪いけど、明日俺等遊ぶんだわ。ごめんなー朱里ちゃん」




そう言ったのは奏の友達…




「何で…何で遊ぶの?!」




< 7 / 31 >

この作品をシェア

pagetop