愛してる…ただ、それだけ…
「ねぇー奏。」
友達と喋ってた奏に声をかける。
「ん?どうしたの?」
「明日…何の日か知ってる?」
「明日ー?うーん…」
奏は考え込む。
「何の日だっけ?」
やっぱり…覚えてなかったんだ…
私はしっかり覚えてるよ。奏の誕生日。
「明日…会える?」
「明日?んーと…」
「悪いけど、明日俺等遊ぶんだわ。ごめんなー朱里ちゃん」
そう言ったのは奏の友達…
「何で…何で遊ぶの?!」