愛してる…ただ、それだけ…



私の誕生日の事も忘れてて、明日、私の誕生日なのに友達と遊ぶなんて…



酷いよ…



「何でって言われてもなぁ…友達は大切だろう?でも、」



笑う奏。



「奏のバカ!もう知らない!!大嫌い!!!」



私は奏が話してるのを遮って怒鳴ってしまった。



私何やってるんだろう…



「ごめん梓、もう帰る。」



「えっ?!朱里?!」



私は鞄を持って走る。




バカ



バカ



奏のバカ。



忘れてても、明日…会えればよかったのに…



約束してるなんて…





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