迷路
「1.2.3.~10」走り出した瞬間
《ガッシャン》ものすごい音とともに足に痛みがはしった。
シーソーが落ちてきた。まだ成長しきっていない小さな足から赤い血がみえる。
それとともに目に涙があふれた。

「お前そこでまっとけよ。」
学校では見たことない顔だった。
その時の私は何もいわずおとなしく待っていた。 何分かすると向こうのほうから走ってくる海の姿が見える

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