彼女は地味仔
『八嶋から全部聞いた。莉玖がどれだけ傷ついたかもどれだけそいつのことがすきだったかも……俺がそいつに似てることも…………』


亜依…………




『でもそいつはそいつで俺は俺。そいつじゃないし…そいつみたいなこと言わない…だって俺は莉玖が大好きだから……』



早坂…………



『俺を見てほしいんだ…そいつを通してじゃなくて…』

「うん…」




< 28 / 70 >

この作品をシェア

pagetop