無理矢理彼氏!?狼彼氏!?
「・・・。」

「はいはい!!教えてあげますよっ!!美嘉様が親切にねっ!!」

「ありがとう美嘉」

「うん!“特別クラス”って言うのは、
学年の中で、最も頭の良い人が選ばれるクラスなの!
それを知らないなんて皆が驚くのも当然・・・

し~んとなっても仕方ないわよっ(笑)」

「へぇ~そうなんだ~・・・。」

じゃあ~・・・選ばれた美嘉はやっぱり頭が良いんだな・・・

「で~ここの学校のクラス、成績順になってるの!
“特別クラス”は、さっきも言ったように学年の仲で最も
頭の良い人、そしてその次にA組、B組と続いていくのよ!」

「へぇ~・・・知らなかった・・・」

「ほんっと、話聞いていなかったんだね・・・」

「アハハ((汗」

「あたし達の学年は合計で10クラスあるの!
“特別クラス”にA組~G組、そして障害を持った人達だけのクラス、
ゆかりのクラス。なんだか差別されちゃって可哀想だけどね・・・

それから・・・」

「それから、Z(ゼット)クラスでしょ!?」

「あ、それだけは知ってんだ!そりゃそうだよね!Zクラスって、
さすがにあのクラ・・・」

「だってあたし~そのクラスだもんっ★」





し~ん





また静まり返ってしまった・・・。

「えっ・・・またなんかヤバイこと言った?」

「・・・嘘でしょ・・・」

「ううん★嘘でも冗談でもなく、列記としたZクラスだよ!あたしは!!
それがどうかしたのっ?」

「・・・そのクラス・・・学年の中で最も頭が悪いクラスなんだよ・・・。」

「へっ・・・まぢで・・・?」

「・・・うっ・・・うん・・・」

「あたしヤバーーーーー!!!」

「うん・・・受験にはなんとかなったものの、
あんた、本当に頑張らないと・・・」

「そっ・・・そうだよね・・・じゃ・・・
じゃあ、あたし、自分のクラスに戻るね;;
さっきからすっごく嫌な空気に閉ざされてるし・・・」

「確かにね・・・じゃ、バイバイ・・・」

「うん・・・↷↷」
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