いつだってマーメイド
駄目だなあたし・・。こういう癖は直さなきゃ!
『あっれ~愛理いたのかよ。』
後ろから聞こえた涼の声!


びっくりしすぎて体がびくっと動いた。

『り、涼・・あの・・。』
どうしよう緊張してる。やばい。
『あっはっは。まあそんな緊張すんなって!
俺そんな怒ってねえし。それに俺ら親友だろ?外出ろよ。』


そういって涼は外に出た。
本当に?本当に怒ってないの・・涼。

嘘つかなくてもいいのに。
本当はすごく傷ついたんじゃないかな。


あたしは上靴のまま外に出た。
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